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箱根山、レベル2に引き上げ

2019年5月19日、気象庁が、箱根山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
       
箱根山は、神奈川県箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる標高1438mの火山。
     
5月18日から、箱根山での火山性地震が増加しています。
また、大涌谷周辺の想定火口域では、活発な噴気活動が続いています。
   
この状況を受け、5月19日2時15分、気象庁は、噴火警戒レベルを2に引き上げました。
想定火口域内では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒を。
     
■2015年の噴火
箱根山は、2015年に大涌谷でごく小規模な噴火が発生しています。
ロープウェイ大涌谷駅付近でも、降灰を確認しました。
  
2015年4月26日から、大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加。
2015年5月5日には、箱根湯本で震度1を観測する地震が3回発生。
    
2015年5月6日、気象庁は噴火警戒レベルを1から2(火口周辺規制)に引上げました。
    
2015年6月30日、ごく小規模な噴火が発生。
周辺地域に火山灰などの噴出物が堆積し、同日、気象庁は噴火警戒レベルを3(入山規制)に引上げました。
箱根町は、大涌谷周辺半径1kmに避難指示を出しました。
  
その後、火山活動は収束に向かい、2015年11月20日、気象庁は噴火警戒レベルを1に引き下げました。
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