アメリカ大陸、ハリケーンのシーズン
2019年5月28日、外務省が、アメリカ大陸のハリケーンについて、広域情報を発表。
毎年6月から11月頃までが、アメリカ(大西洋、カリブ海沿岸地域、南部地域)、中南米(北側)、カリブ地域におけるハリケーンのシーズンです。
洪水・土砂崩れによる人的・物的被害のほか、交通機関が混乱するおそれもあります。
昨年(2018年)は、レーン、フローレンス、マイケルという、大型のハリケーンが発生しました。
特に、フローレンスとマイケルは、アメリカ本土で猛威をふるい、停電や断水など生活インフラに大きな影響が生じたほか、多くの死傷者や建物への甚大な被害が発生しました。
一昨年(2017年)は、ハービー、イルマ、マリアという大型なハリケーンが連続的に発生しました。
特にイルマとマリアは、カリブ諸国で猛威をふるい、交通機関が大きな影響を受けたほか、多数の死傷者が発生しました。
また、カリブ海の多くの島々には、日本大使館や総領事館がない上、欧州諸国の海外領土であることもあり、緊急時に迅速な対応が困難な場合もあります。
この状況を受け、外務省は、アメリカ、中南米、カリブ海へ渡航される方に対し、現地の気象情報収集に努め、安全確保を図るよう呼びかけました。
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