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部分月食、中国地方から西で観測

2019年7月19日、南西諸島、九州、四国、中国地方において、部分月食が観測されました。

月食は、太陽と月の間に地球が入ることにより、地球の影の中に月が入る現象。
月が地球の影の中に、完全に入り込むのが皆既月食で、一部だけ入るのが部分月食です。
    
19日5時頃から月の入りまでの間、南西諸島、九州、四国、中国地方において、月の上部が欠けたように見える部分月食が観測されました。
   
*曇り空のため、月が雲に隠れ、観測出来なかった地域もあります
 
■月食
太陽と月の間に、地球が入ることにより、地球の影の中に月が入る現象。

月は、太陽の光を反射して輝いて見えますが、太陽と月の間に地球が入ると、太陽の光を地球が遮ることにより(地球の影の中に月が入る)、月が暗くなったり、欠けたように見えたりします。
            
これが月食で、月が地球の影の中に、完全に入り込むのが皆既月食で、一部だけ入るのが部分月食です。
     
なお、皆既月食となっても、月は真っ暗になって見えなくなるわけではなく、赤銅色に見えます。
       
これは、波長の長い赤い光は、地球の大気を通過することができるため。
さらに、大気が光を屈折させるため、赤い光が皆既食中の月面を照らし、月が赤黒く見えるのです。

この皆既月食は、平均すると、年に0.8回程度起こる現象です。
     
*参考…国立天文台・月食とは
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