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白馬節会、雨の中、各地で 2020年1月7日、上賀茂神社（京都市北区）や住吉大社（大阪市住吉区）などで、白馬節会が行われました。 白馬節会（あおうまのせちえ）は、正月7日に白馬を庭に引き出し、この馬を見るという神事です。 この日に白馬を見ると、年中の邪気が除かれると言われています。 元々は、宮中行事でしたが明治維新時に廃絶し、現在では上賀茂神社（京都市北区）、住吉大社（大阪市住吉区）、鹿島神宮（茨城県鹿嶋市）などで、新暦の1月7日に行なわれています。 今年の1月7日は全国的に雨の天気となりましたが、上賀茂神社、住吉大社ともに予定通り行われ、多くの市民や観光客が訪れました。 ＊各神社によって白馬節会の呼び名が違います 【白馬節会】 陰暦の正月7日に青馬を見ると、年中の邪気が除かれるという中国の故事に因み、行なわれている行事。 正月7日に青馬を庭に引き出し、青馬を見るという儀礼で、宮中では奈良時代から行われていましたが、明治維新時に廃絶しました。 一方、上賀茂神社（京都市北区）、住吉大社（大阪市住吉区）、鹿島神宮（茨城県鹿嶋市）では、現在も新暦の1月7日に行なわれています。 なお、当初は青馬でしたが、その後、馬は白馬、芦毛に変わりました。 そのため、字は「白馬」と変わりましたが、読みは以前のまま、「あおうま」となっています。 ■上賀茂神社 上賀茂神社の白馬節会は、白馬奏覧神事（あおうまそうらんしんじ）と呼ばれ、毎年1月7日の10時から行なわれています。 神前に七草粥を供え、神馬を曳いて大豆を与えます。 ■住吉大社 住吉大社の白馬節会は、白馬神事（あおうましんじ）と呼ばれ、毎年1月7日の11時から行なわれています。 国家安泰をお祈りした後、白馬（あおうま）が2名の神職とともに、各本宮を拝礼します。 その後、第一～第四本宮の周囲を駆け巡ります。 ■鹿島神宮 鹿島神宮の白馬節会は、白馬祭（おうめさい）と呼ばれ、毎年1月7日の18時から行われています。 鹿島神宮では、御神馬が踏んだものを持っていると、願いが叶うとされ、多くの参拝者がハンカチを地面に敷きます。 |
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