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桜開花予想、京都は1日遅い、3月29日

2020年の京都・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より1日遅い、3月29日。
      
京都の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2020年の京都の桜は、冬場の気温が高い影響(暖冬)により、花芽の休眠打破が13日遅くなる計算です。
   
気温高めの影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、休眠打破の遅れを取り戻す見込み。
京都の桜開花予想は、平年より1日遅い、3月29日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月4日から4月8日の予想です。
       
*3回目の開花予想(1月15日)。2回目の開花予想(12月22日)は3月28日。第1回の開花予想(11月19日発表)は3月26日。
*京都でもっとも開花が早かったのは2002年の3月18日。もっとも遅かったのは1984年の4月9日。平年の開花は3月28日。

【計算式・2020京都】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
・京都の最低気温が、8℃以下になるのは11月15日以降(平年)。
       
・2月5日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁(3ヵ月予報)によると、2020年2月、3月の気温は平年並か高い予想。
来年3月までの京都の気温は、2月が1.5℃高い、3月も1.5℃高いと予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)ですが、今季は高い(1.5℃高い)予想のため、18時間と予測…②
     
■2020年の休眠打破
・2019年11月(15日)の気温は、平年より1.4℃高くなりました(気象庁の観測値)。これによる休眠打破の遅れは、
15日×1.4℃×2時間=42時間…③
     
・2019年12月の気温は、平年より1.3℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
31日×1.3℃×2時間=80.6時間…④
     
・2020年1月と2月(4日まで)の気温は、平年より1.5℃高いと予想。これによる休眠打破の遅れは、
(31日+4日)×1.5℃×2時間=105時間…⑤
       
・暖冬による休眠打破の遅れ(③+④+⑤)。
42時間+80.6時間+105時間=227.6時間…⑥
    
・暖冬により休眠打破が遅くなる日数は(⑥÷②)、
227.6時間÷18時間=12.6日
       
・2020年の休眠打破は、平年より13日遅くなり、2月18日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月の気温を平年より1.5℃高い(6.6℃)と予測。
休眠打破後の2月の日数(18日~29日)は12日(2020年は閏年)
2月の積算温度は、6.6℃×12日=79.2℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)の積算温度を引いたもの。
360℃ー79.2℃=280.8℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の気温(平年より1.5℃高い9.9℃)で割ったもの。
280.8℃÷9.9℃=28.4

・計算上の京都の桜開花日は、平年より1日遅い、3月29日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
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