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武漢の日本人、206名が帰国

2020年1月29日朝、武漢在住の日本人206名が、チャーター機で帰国しました。
      
中国・武漢では、現在、新型コロナウイルス肺炎が拡大、多数の感染者、死者が発生しています。
1月28日時点で、中国において新型コロナウイルス肺炎患者は、5974名(うち死亡132名)、報告されています。
     
中国当局は、この新型コロナウイルス肺炎の拡大を抑えるため、武漢市において、1月23日10時から市全域の公共交通、地下鉄、客船、長距離バスの営業を停止し、空港、鉄道の駅、武漢から外へ出る道を封鎖しました。
   
1月24日からは、武漢市の近隣6市(鄂州市、仙桃市、枝江市、潜江市、黄岡市、赤壁市)においても、公共交通機関の停止、鉄道の駅や市を離れる道の封鎖が始まりました。
  
封鎖により、武漢市にいる人々は同地から移動することが出来なくなっています。
この事態を受け、1月26日、政府はチャーター機の手配し、日本人を帰国させることにしました。
   
29日朝、第1便のチャーター機が中国・武漢から東京・羽田空港に到着、206名の日本人が帰国しました。
また、帰国された方のうち5名が体調不良を訴えているため、都内の病院で検査を受けています。
 
なお、206名は帰国しましたが、武漢には帰国を希望している日本人440名がまだ在住しており、政府は順次、チャーター機で帰国させる予定です。
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