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新燃岳、噴火警戒レベル1に引き下げ

2020年12月11日、気象庁が、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。
       
新燃岳は、九州南部・霧島山中央部に位置する、標高1421mの活火山。

昨年11月に火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられていました。
 
今年10月中旬以降は、地震活動が低下傾向となり、火山活動の活発化を示す兆候も認められていません。
 
また、12月9日に実施した現地調査でも、火山活動の状況に特段の変化は認められませんでした。
    
この状況を受け、気象庁は12月11日、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。

■新燃岳:近年の状況
2017年10月11日、6年ぶりに噴火し、火山活動が活発化。
噴火警戒レベルが、3(入山規制)に引き上げられました。
     
2018年3月10日、2回の爆発的噴火が発生、大きな噴石が火口から1800mまで飛散しました。
       
2018年6月28日、火山活動が低下し、噴火警戒レベルが2に引き下げられ、2019年1月18日、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
   
2019年2月25日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
2019年4月5日、3月2日以降、火山性地震が減少したことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
    
2019年11月18日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
    
2020年12月11日、10月中旬以降、地震活動が低下傾向となったことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
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