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桜開花予想2021、金沢は4月6日

2021年の金沢・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より2日遅い、4月6日。
      
2021年の金沢の桜は、11月、12月の気温が高い影響により、花芽の休眠打破が4日遅くなる計算です。
   
休眠打破後の花芽生長は平年並となり、休眠打破が遅い分、開花も遅くなる見込み。
   
金沢の桜開花予想は、平年より2日遅い、4月6日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月10日から4月15日頃の予想です。
       
*第2回目の開花予想、12月29日現在

【計算式・2021金沢】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
      
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
     
・金沢の最低気温が、8℃以下になるのは11月以降(平年)。
       
・2月4日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・現在、ラニーニャ現象が発生しており、気象庁(寒期予報、3ヵ月予報)によると、2021年1月の気温は低い、2月、3月の気温は平年並となる予想。
   
・気象庁の予報から、1月の気温は平年より0.5℃低い、2月、3月、4月の気温は平年並と予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち24時間(平年値)…②
     
■2021年の休眠打破
・2020年11月の気温は、平年より1.5℃高くなった。これによる休眠打破の遅れは、
30日×1.5℃×2時間=90時間…③
     
・2020年12月の気温は平年より0.3℃高く推移しているため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.3℃×2時間=18.6時間…④
     
・2021年1月の気温は、平年より0.5℃低い予想のため、これによる休眠打破の進みは、
(31日)×0.5℃×2時間=31時間…⑤
  
・2021年2月の気温は、平年並予想のため、これによる休眠打破の進みも遅れも無い。
       
・2021年の休眠打破は、遅れ(11月の90時間、12月の18.6時間)が、進み(1月の31時間)を上回る。
       
・気温高めによる休眠打破の遅れ(③+④-⑤)。
90時間+18.6時間-31時間=77.6時間…⑥
    
・休眠打破が遅くなる日数は(⑥÷②)、
77.6時間÷24時間=3.2(約4日)
       
・2021年の休眠打破は、平年より4日遅くなり、2月8日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月の気温を平年並(3.9℃)と予測。
休眠打破後の2月の日数(8日~28日)は21日。
2月の積算温度は、3.9℃×21日=81.9℃…⑦

■3月の積算温度
・3月の気温を平年並(6.9℃)と予測。
3月の積算温度は、6.9℃×31日=213.9℃…⑧

■4月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)、3月(⑧)の積算温度を引いたもの。
360℃ー81.9℃ー213.9℃=64.2℃…⑨
        
■4月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑨)を、4月上旬の気温(平年並の10.6℃)で割ったもの。
64.2℃÷10.6℃=6.0(6日)

・計算上の金沢の桜開花日は、平年より2日遅い、4月6日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
ニュースINDEX.2020年12月下旬
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