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新型肺炎、クルーズ船39名、検疫官も感染

2020年2月12日、厚生労働省は、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員39名が、新型コロナウイルス肺炎に感染していたと発表。
 
新型コロナウイルス肺炎は、中国・湖北省武漢において発生した新型のコロナウイルスによる肺炎。
2月10日時点、中国では、新型のコロナウイルスによる肺炎感染者が、4万2638名(うち死亡1016名)、確認されています。
  
ダイヤモンドプリンセスは、プリンセス・クルーズに所属している外航クルーズ客船。
主にアジア・オーストラリア地区で、クルーズを運航しています。
  
乗客乗員あわせて約3700人が乗船していますが、2月5日に10名、2月6日に10名、2月7日に41名、2月8日に3名、2月9日に6名、2月10日に65名が、新型コロナウイルス肺炎に感染していることが確認されました。
     
2月12日、さらに39名の乗客乗員が新型コロナウイルス肺炎に感染していることが、厚生労働省から発表されました。
      
また、このクルーズ船の検疫を担当している検疫官1名も、新型コロナウイルス肺炎に感染したことが確認されました。
   
これにより、日本で確認された新型コロナウイルス肺炎は、203名となりました。
なお、感染が確認された乗客乗員は医療機関に搬送される予定です。
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