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ナイジェリア、ラッサ熱が流行、注意

2020年2月22日、外務省が、ナイジェリアでのラッサ熱について、スポット情報を発表。
   
ナイジェリア疾病管理センターは、2020年1月1日から2月9日までに、ラッサ熱が472例(うち死亡70例)発生したことを発表。
さらに、2020年の第6週目に、109例、発生しました(確定数)。
    
全確定例のうち、74パーセントがエド州(35パーセント)、オンド州(33パーセント)、エボニー州(6パーセント)の3州で発生しています。
    
この状況を受け、外務省は、ナイジェリアへ渡航される方、滞在中の方に対し、十分注意するよう呼びかけました。
       
【ラッサ熱】
ラッサウイルスによるウイルス性感染症。
ウイルス性出血熱の1つで、西アフリカの国において、毎年流行しています。
  
マストミスという野ネズミが自然宿主で、排泄物から経口感染し、乾季の野焼きで野ネズミが拡散するため、流行が起きると言われています。
   
感染したヒトからヒトへの直接接触による感染もあります。
    
6~21日間の潜伏期間のあと、発熱、倦怠感、頭痛、下痢、嘔吐、腹痛などを発症、約20%の患者が重症化します。
    
重症化すると、ショック・意識障害・全身からの出血などが生じます。
    
ワクチンが無いため、予防策は、食料の保管方法やゴミの廃棄場所に気をつけて、ネズミを家に寄せ付けないようにすることが重要です。
ニュースINDEX.2020年2月下旬
★社会・国際
『ナイジェリア・感染症』
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