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お水取りのお水取り、すでに春本番

2020年3月13日未明、奈良・東大寺二月堂で、お水取りの名前の由来となった「お水取り」が行われました。

お水取りは、東大寺・二月堂で行われる修二会のことで、早春の風物詩。
お水取りが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
     
毎年3月1日から行われていますが、12日夜から行われる修二会では、一回り大きな籠松明が使われます。
また、13日未明には、お水取りの名前の由来となった「お水取り」が行われます。
   
今年も暖冬の影響で、3月に入っても平年より気温がかなり高く、春本番の陽気の中、お水取りが行われてきました。
   
12日から13日未明にかけても、平年より高い気温の中、お水取りのお水取りが行われました。
なお、お水取りは14日まで行われます。
   
*2020年は新型コロナウイルス肺炎感染防止のため、大規模なイベントの中止が相次ぐ中、お水取りは予定通り行なわれています
  
*お水取りの名前の由来となった「お水取り」は13日未明に行なわれますが、12日夕刻からの行事の延長上で行われるため、ガイドブックなどには12日の行事として記載されています
     
【お水取り】
毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂で行われている、修二会(しゅにえ)のこと。
あるいは、13日未明に行われる「お水取り」行事そのものを指します。
     
古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
     
修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。
本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行ないます
       
東大寺の修二会は、752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行ないます。

お水取りの写真や映像でお馴染みの松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)は、練行衆が登り廊を登るときの明かりとして、焚かれるものです。
    
なお、松明は、期間中、連日行われますが、12日には一回り大きな籠松明が使われます。
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