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ダウ平均、漸く落ち着く、2万1千ドル台

2020年3月25日(日本時間26日)、アメリカ・ダウ平均株価は、前日より2112.98ドル上昇し、2万704.91ドルで取り引きを終えました。
 
ダウ平均株価は、新型コロナウイルス肺炎が世界的に感染拡大していることを受け、2月下旬から記録的な下落が続きました。
  
3月下旬に入ると、2万ドルを挟んで乱高下する展開になっていましたが、25日は比較的落ち着いた相場となり、2万1千ドルを回復して取り引きを終えました。
   
落ち着いた相場は、アメリカ当局の金融政策、財政政策が動き出したためと見られています。
  
■アメリカでの新型肺炎の状況
2020年1月21日に、ワシントン州において、アメリカ初の新型コロナウイルス肺炎患者が確認されました。
 
その後、アメリカ50州すべてに感染が拡大しました。
 
感染拡大を受け、多数の州、都市が新型コロナウイルス肺炎に関し、非常事態宣言を発出しています。
2020年3月13日、トランプ大統領が新型コロナウイルス肺炎の感染拡大に対し、国家非常事態を宣言しました。
    
2020年3月19日、国務省が感染症情報を発表し、海外旅行について、レベル4(渡航禁止)を発表。また、海外に滞在しているアメリカ人に対し、永遠にその国に滞在する覚悟が無い場合、アメリカへ帰国するよう呼びかけました。
      
2020年3月24日時点、感染者は5万3268名(うち死亡689名)となりました。
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