失業率、5月は2.9%、0.3%上昇
2020年6月30日、総務省が、5月の失業率(労働力調査)を発表。
5月の完全失業率は、前月より0.3%上昇し、2.9%です。
就業者数は、前年と比べ76万人減少し、6656万人となりました。
就業率も、前年と比べ0.6%低下し、60.1%。
正規の雇用者(役員を除く)は3534万人。
前年同月と比べ、1万人減少しました。
一方、非正規の雇用者は2045万人。
前年同月と比べ、61万人減少しました。
この結果、雇用者に占める非正規雇用者の割合は36.7%。
前年同月に比べ、0.6%の低下です。
なお、失業率の上昇、就業者数、非正規・雇用者の大幅な減少などは、新型コロナウイルス肺炎感染拡大の影響とみられています。
■労働力調査:2020年5月
・就業者数…6656万人(76万人の減少)
・雇用者数…5920万人(1万人の減少)
・就業率…60.1%(0.6%低下)
・完全失業者数…198万人(33万人の増加)
・完全失業率(季節調整値)…2.9%。
*カッコ内は前年同月との比較
■失業率:2020年
・1月…2.4%
・2月…2.4%
・3月…2.5%
・4月…2.6%
・5月…2.9%
*昨年2019年の失業率(平均)は2.4%
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