ナゴルノ・カラバフで軍事衝突、注意
2020年9月28日、外務省がナゴルノ・カラバフ周辺での軍事衝突について、広域情報を発表。
ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャンの自治州であるが、アルメニア人が多く居住し、隣国・アルメニアへの編入を求め、紛争が度々、発生しています。
9月27日、アゼルバイジャンとナゴルノ・カラバフの複数の場所で軍事衝突が発生、アゼルバイジャンとアルメニアにおいて複数の死傷者が生じています。
この情勢を受け、外務省はアゼルバイジャンとアルメニアの両国において、大規模なデモが発生するおそれがあり、渡航される方、滞在中の方に対し、十分注意するよう呼びかけました。
■ナゴルノ・カラバフ
アゼルバイジャンの西部にあるアゼルバイジャンの自治州。
古くからアゼルバイジャンとアルメニアによる領土紛争が行われてきた地域で、現在はアゼルバイジャンの自治州となっている。
アルメニア人が多く居住し、隣国・アルメニアへの編入を求めて、近代に入っても紛争が度々、発生している。
1990年代のナゴルノ・カラバフ戦争では、約3万人が死亡した。
ナゴルノ・カラバフ戦争は1994年に停戦したが、その後も断続的に軍事衝突が起きている。
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