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十日戎、静かに始まる

2021年1月9日、えびす神社の祭・十日戎が始まりました。
    
十日戎は、西日本を中心に行われている商売の神様・戎様のお祭り。
 
例年11日まで行われ、9日が宵戎、10日が本戎、11日が残り福です。
        
今年は新型肺炎拡大防止のため、分散参拝が呼びかけられ、多くの神社において今月末まで笹の配布が行われる予定です。
 
このため、例年と比べ初日の参拝者は半減し、静かな「えべっさん」となりました。
 
なお、郵送での笹の配布を行う神社もあります。

【十日戎】
七福神の一人で、商売の神様・戎様のお祭り。
毎年1月10日と、その前日(宵戎)、翌日(残り福)の3日間行われます。
     
戎(恵比寿)様は、釣り竿と鯛を両手に持ってほほえんでいる神様で、遠くの海からやってきて人々をしあわせにする神様。
  
七福神のひとりで、日本では漁業の神、商売繁盛の神、福の神として祭られています。

祭では、枝先に縁起物を飾った笹が販売されます。
笹や縁起物を売るときのかけ声が、「商売繁盛で笹もってこい」です。

西日本で盛んに行われているお祭りで、兵庫の西宮神社(西宮市)、大阪の今宮戎神社(大阪市浪速区)、京都の京都ゑびす神社(京都市東山区)が有名です。
     
今宮戎神社や西宮神社では、3日間で100万人を超える人々が参拝に訪れます。
     
*各えびす神社により、笹の売り方が違います。各自、気に入った縁起物を購入、福娘が笹に付けるところもあります
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