とんど焼き、西日本は3月下旬の陽気
2021年1月15日、全国各地で、正月飾りなどを焚き上げる火祭り・とんど焼きが行われました。
とんど焼きは、全国各地で行われている小正月の火祭り。
前年の災厄払い、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣などを祈願する神事で、正月のしめ縄や飾り付け、古い御札などをお炊き上げします。
1月7日から16日までの間で行われますが、毎年、小正月の15日がピークとなります。
新型肺炎感染拡大にゆれる2021年も、多くの地域で正月飾りや古い御札などが炊き上げられました。
なお同日は、北日本、東日本では引き続き寒い一日(東京で最高気温が7.6℃)となりましたが、西日本では晴れて3月下旬並の陽気(大阪で最高気温が15.1℃)になりました。
*野沢温泉の道祖神祭り(どんと焼きのひとつ。国の重要無形民俗文化財)などは、新型肺炎の影響で中止となりました
【とんど焼き】
どんど焼き、左義長などとも呼ばれ、全国各地で行われている、小正月の火祭り。
前年の災厄払い、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣などを祈願する神事で、正月のしめ縄や飾り付け、古い御札、お守りなどを炊き上げます。
平安時代から宮中で行われた行事で、その後、全国各地に広まり、現在は地域や神社が主体となって行われています。
1月7日から16日までの間で行われますが、小正月の1月15日にピークを迎えます。
民俗学的には、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を見送る・送り火とみられています。
お盆に行われる、送り火に近い風習です。
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