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桜開花予想、大阪は4日早い3月24日

2021年の大阪・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より4日早い、3月24日。
      
大阪の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2021年の桜は、冬の気温が低い影響により、花芽の休眠打破が4日早くなる計算です。
   
休眠打破後の花芽生長は、ほぼ平年並となり、休眠打破が早い分、開花も早くなる見込み。
     
大阪の桜開花予想は、平年より4日早い、3月24日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、3月31日から4月4日頃の予想です。
       
*第3回目の開花予想、1月23日現在

【計算式・2021大阪】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
 
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
      
・大阪の最低気温が、8℃以下になるのは11月26日以降(平年)。
       
・2月11日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
   
・気象庁の予報から、2月、3月の気温は平年並と予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち16時間(平年値)…②
     
■2021年の休眠打破
・2020年11月(26日〜30日)の気温は、平年より1.0℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
5日×1.0℃×2時間=10時間…③
     
・2020年12月の気温は、平年より0.1℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.1℃×2時間=6.2時間…④
     
・2021年1月の気温は、平年より1.3℃低く推移しているため、これによる休眠打破の進みは、
31日×1.3℃×2時間=80.6時間…⑤
  
・2021年2月の気温は、平年並予想のため、これによる休眠打破の進みも遅れも無い。
       
・2021年の休眠打破は、遅れ(11月の10時間、12月の6.2時間)より、進み(1月の80.6時間)が上回る。
    
・気温低めによる休眠打破の進み(-③-④+⑤)。
-10時間-6.2時間+80.6時間=64.4時間…⑥
    
・休眠打破が早くなる日数は(⑥÷②)、
64.4時間÷16時間=4.0(4日)
       
・2021年の休眠打破は、平年より4日早くなり、2月7日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月の気温を平年並(6.3℃)と予測。
休眠打破後の2月の日数(7日~28日)は22日。
2月の積算温度は、6.3℃×22日=138.6℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)の積算温度を引いたもの。
360℃ー138.6℃=221.4℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の気温(平年並9.4℃)で割ったもの。
221.4℃÷9.4℃=23.6(約24日)

・計算上の大阪の桜開花日は、平年より4日早い、3月24日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
ニュースINDEX.2021年1月下旬
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