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桜開花予想、東京は8日早い3月18日 2021年の東京・桜（ソメイヨシノ）開花予想は、平年より8日早い、3月18日。 東京の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。 2021年の桜は、昨年秋以降の気温が高くなった影響で、花芽の休眠打破が7日遅くなる計算です。 気温が高い影響で、休眠打破後の花芽生長はかなり早く、休眠打破の遅れを取り戻す見込み。 東京の桜開花予想は、平年より8日早い、3月18日です。 なお、ソメイヨシノの満開は、3月26日から3月31日頃の予想です。 ＊第5回目の開花予想、3月3日現在 【計算式・2021東京】 ■計算の前提条件 ・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃（平均気温）…①。 ・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。 ・東京の最低気温が、8℃以下になるのは11月15日以降（平年）。 ・2月2日を、積算温度計算の平年の基準日（平年の休眠打破日）とする。 ・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。 ・気象庁の予報から、2月の気温は平年より2℃高い、3月の気温は平年より1℃高いと予想。 ・1月～2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間（平年値）ですが、2021年2月の気温が高く（約2℃高い）推移しているため、4時間少ない17時間…② ・東京の桜標本木がある靖国神社の気温は、近年、東京の気象観測地点（北の丸公園）より0.5℃、気温が高い（東京の気温＋0.5℃：調整値）。 ■2021年の休眠打破 ・2020年11月（15日）の気温は2.7℃高く推移。これによる休眠打破の遅れは、 15日×2.7℃×2時間＝81時間…③ ・2020年12月の気温は平年より0.1℃高く推移。これによる休眠打破の遅れは、 31日×0.1℃×2時間＝6.2時間…④ ・2021年1月の気温は平年より0.2℃高く推移。これによる休眠打破の遅れは、 31日×0.2℃×2時間＝12.4時間…⑤ ・2021年2月の気温（2日まで）は平年より2.9℃高くなった。これによる休眠打破の遅れは、 2日×2.9℃×2時間＝11.6時間…⑥ ・2021年の気温高めによる休眠打破の遅れ（③+④+⑤+⑥）は、 81時間+6.2時間+12.4時間+11.6時間＝111.2時間…⑦ ・休眠打破が遅くなる日数は（⑦÷②）、 111.2時間÷17時間＝6.5日（約7日） ・2021年の休眠打破は、平年より7日遅くなり、2月9日。 （計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める） ■2月の積算温度 ・2月の気温は平年より2.8℃高くなりました。＋0.5℃の調整値も加え、2月の気温は8.8℃。 休眠打破後の2月の日数は、20日（9日〜28日）。 2月の積算温度は、8.8℃×20日＝176.0℃…⑧ ■3月に必要な積算温度 ・開花までに必要な積算温度（約360℃）から、2月の積算温度（⑧）を引いたもの。 360℃ー176.0℃＝184.0℃…⑨ ■3月の開花に必要な日数 ・必要な積算温度（⑨）を、3月の気温予想10.6℃（平年値の8.1℃に、2℃高いと＋0.5℃の調整値も加えた数値）で割ったもの。 184.0℃÷10.6℃＝17.3（18日） ・計算上の東京の桜開花日は、平年より8日早い、3月18日。 ＊計算上の予想日で、今後の天候に左右されます ＊満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります ＊満開の期間は約5日 |
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