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京都、紅しだれ桜が見頃

2021年3月30日、京都の紅しだれ桜が見頃を迎えました。
 
京都には多彩な桜が植栽されていますが、現在ではソメイヨシノが多数となり、全体の7割以上を占めています。
     
次いで、しだれ桜と紅しだれ桜が多く植栽され、京都を代表する桜となっています。
 
また、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の順番に咲き、平年の場合、3月末から4月半ばまで、桜の季節が続きます。
   
今年は気温高めの影響で、過去最速の開花となり、しだれ桜は3月17日頃から28日頃にかけて見頃となりました。
   
ソメイヨシノは早い名所では3月25日から、遅い名所も3月26日頃から見頃となり、現在、散り始めです(まもなくソメイヨシノは見頃終わり)。
 
紅しだれ桜は、3月25日頃から開花し、3月30日、見頃を迎えました。
見頃は4月10日頃まで続く見込みです。
      
*桜シーズンのピークは、ソメイヨシノが見頃を迎えた時期です
*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を
   
【京都の桜】
京都を代表する桜には、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の3つがあります。
また、しだれ桜→ソメイヨシノ→紅しだれ桜の順番に咲きます。
           
平年の場合、しだれ桜は、3月下旬から4月初めに、ソメイヨシノは4月5日から4月10日頃に、紅しだれ桜は4月10日頃から15日頃に見頃を迎えます。
           
平年の桜の季節は、3月25日頃から4月17日頃までの20日間です。
なお、早い年と遅い年では、見頃の時期に20日のずれがあります。
   
*京都・ソメイヨシノの平年開花日は3月28日。一番早い年は3月18日開花。一番遅い年は4月9日開花です
        
■しだれ桜
しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
開花時期は、3月下旬から4月初め。
しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜、出水のしだれ桜)、三年坂、醍醐寺などがあります。
      
■ソメイヨシノ
多数の品種の桜が存在する京都ですが、現在、桜の7割以上をソメイヨシノが占めています。
        
ソメイヨシノの平年の開花は、3月28日。
平年の見頃は、4月5日から4月10日頃。
なお、哲学の道や清水寺などは、これより3日、開花や満開が遅れます。
       
代表的な名所は、祇園白川、哲学の道、高台寺界隈、醍醐寺、清水寺、円山公園、インクライン、岡崎公園、木屋町など。
         
■紅しだれ桜
濃い紅色の、一重または八重咲きの花を咲かせ、ソメイヨシノの後に咲くシダレサクラの総称。
京都で、紅しだれ桜といわれているものの大半は、八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)です。
       
平年の見頃は、4月10日頃~15日頃。
紅しだれの名所としては、平安神宮、半木の道、東寺など。
         
なお、紅しだれ桜も、しだれ桜のひとつですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の形や色が違うため、区別されています。
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