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皆既月食、北日本で観測

2021年5月26日、北日本において皆既月食が観測されました。

月食は、太陽と月の間に地球が入ることにより、地球の影の中に月が入る現象。皆既月食は地球の影の中に、月が完全に入り込みます。
    
26日18時45分頃から月が欠け始め(地球の影に入り始め)、20時9分頃、すべて地球の影に入り、月が赤銅色となりました。
   
*西日本と東日本は曇りまたは雨の天気となり、皆既月食を観測することができませんでした
 
■月食
太陽と月の間に、地球が入ることにより、地球の影の中に月が入る現象。

月は、太陽の光を反射して輝いて見えますが、太陽と月の間に地球が入ると、太陽の光を地球が遮ることにより(地球の影の中に月が入る)、月が暗くなったり、欠けたように見えたりします。
            
これが月食で、月が地球の影の中に、完全に入り込むのが皆既月食で、一部だけ入るのが部分月食です。
     
なお、皆既月食となっても、月は真っ暗になって見えなくなるわけではなく、赤銅色に見えます。
       
これは、波長の長い赤い光は、地球の大気を通過することができるため。さらに大気が光を屈折させるため、赤い光が皆既食中の月面を照らし、月が赤黒く見えます。

この皆既月食は、平均すると、年に0.8回程度起こる現象です。
     
*参考…国立天文台・月食とは
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