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宿泊者数、武漢肺炎前の半分

2021年5月31日、観光庁が4月の宿泊旅行統計(1次速報)を発表。
         
4月の宿泊者数は2396万人で、前年比+146.9%。
     
内訳は、日本人が2372万人で、前年比+149.6%。外国人が24万人で、前年同月比+19.6%。
        
4月の客室稼働率は、32.5%。
   
なお、4月の宿泊者数が前年比+146.9%の大幅増となりましたが、これは前年が武漢肺炎の影響で大幅減であったため。一昨年(2019年)と比べると52.8%減の宿泊者数になります。
 
■最近の宿泊者数
2020年1月までは順調に伸びていた日本の宿泊者数でしたが、武漢肺炎が世界的に感染拡大し始めた影響を受け、2020年2月から減少に転じました。
  
2020年2月は、外国人宿泊が半減、日本人宿泊も約5%減となり、全体的(日本人+外国人)に宿泊者数は14%落ち込みました。
 
2020年3月は、外国人宿泊が88%減、日本人宿泊も約45%減となり、全体的に宿泊者数は半減(53%減)しました。
      
2020年4月には、外国人宿泊が98%減、日本人宿泊も約75%減となり、全体的に宿泊者数は約80%減となりました。
 
4月以降は外国人宿泊が壊滅的(約98%減)となり、日本人宿泊に頼ることになりましたが、4月に緊急事態宣言が発出され「自粛」が要請されると、日本人宿泊も75%減となり、全体的にも80%減となりました。
  
2020年5月の宿泊者数は、前年比85%減となりましたが、同月末までに緊急事態宣言がすべて解除され、以降は少しずつ改善しました。
 
2020年6月の宿泊者数は68%減、7月は58%減、8月も58%減、9月は48%減、10月は34%減、11月は30%減、12月は41%減となり、2020年は前年比-48.9%となりました。
 
2021年に入っても、引き続き厳しい状況が続いています(1月の宿泊者数は61%減、2月は52.3%減、3月は13.9%増、4月は146.9%増)。
   
*宿泊者数は前年同月比です
*2021年4月の宿泊者数が前年比+146.9%の大幅増となりましたが、これは前年が武漢肺炎の影響で大幅減であったため。一昨年(2019年)と比べると52.8%減の宿泊者数になります
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