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飾り山笠、2年ぶりに一般公開

2021年7月1日、福岡市各所において、博多祇園山笠の飾り山笠が一般公開されました。
     
博多祇園山笠は、7月1日から7月15日まで行われる櫛田神社の例大祭。福岡を代表する夏祭りです。
      
今年も武漢肺炎感染拡大防止のため、1年延期(事実上の中止)となりましたが、飾り山笠の一般公開だけは2年ぶりに行われました。
   
【博多祇園山笠】
毎年7月1日から7月15日まで行われる、櫛田神社(福岡市博多区)の例大祭。
   
正式には、櫛田神社祇園例大祭。
        
祭りのメインイベントは、15日早朝に行われる追い山。山車(山笠)が博多区の中心街約5キロを駆け抜け、タイムを競います。
      
各町内が競い合い、約5キロのルートを28分~33分で駆け抜けます。
   
また、元々の山笠である飾り山は、7月1日~14日、市内各所に建てられ公開されています。
       
■飾り山笠
7月1日~14日、市内各所に建てられ一般公開されている、江戸時代まで運行していた山笠。
   
江戸時代までは高さ10メートル以上もある岩山笠でしたが、明治に入ると、高さのある岩山笠は路面電車の架線を切断してしまうため、運行できなくなり、飾っておくだけの「飾り山」となりました
    
なお、上川端通の飾り山笠のみが、走る飾り山笠として、追い山ならしや追い山を行っています。
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