口永良部島、警戒レベル2に引き下げ
2021年7月5日、気象庁が口永良部島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き下げました。
口永良部島は、屋久島の西約12kmに位置する鹿児島県の島。火山島で、複数の安山岩質の火山が存在します。
今年2月21日から新岳火口を震源とする火山性地震が多発。噴火の可能性が高まったことから、2月28日、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられました。
その後、5月以降は火山性地震の回数が減少し、規模の大きな火山性地震も観測されていません。
この状況を受け、7月5日、気象庁は火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
引き下げられましたが、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石、火砕流に警戒を。
また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒を。
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