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宿泊者数、武漢肺炎前の57%減

2021年7月30日、観光庁が6月の宿泊旅行統計(1次速報)を発表しました。
         
6月の宿泊者数は1960万人で、前年比+24.2%。
     
内訳は、日本人が前年比+24.1%の1934万人で、外国人が前年同月比+29.7%の26万人。
        
6月の客室稼働率は、28.7%。
   
なお、6月の宿泊者数が前年比+24.2%の大幅増となりましたが、これは前年が武漢肺炎の影響で大幅減であったため。一昨年(2019年)と比べると57.2%減の宿泊者数になります。
 
■最近の宿泊者数
2020年1月までは順調に伸びていた日本の宿泊者数でしたが、武漢肺炎が世界的に感染拡大し始めた影響を受け、2020年2月から減少に転じました。
  
2020年2月は、外国人宿泊が半減、日本人宿泊も約5%減となり、全体的(日本人+外国人)に宿泊者数は14%落ち込みました。
 
2020年3月は、外国人宿泊が88%減、日本人宿泊も約45%減となり、全体的に宿泊者数は半減(53%減)しました。
      
2020年4月には、外国人宿泊が98%減、日本人宿泊も約75%減となり、全体的に宿泊者数は約80%減となりました。
 
4月以降は外国人宿泊が壊滅的(約98%減)となり、日本人宿泊に頼ることになりましたが、4月に緊急事態宣言が発出され「自粛」が要請されると、日本人宿泊も75%減となり、全体的にも80%減になりました。
  
2020年5月の宿泊者数は、前年比85%減となりましたが、同月末までに緊急事態宣言がすべて解除され、以降は少しずつ改善しました。
 
2020年6月の宿泊者数は68%減、7月は58%減、8月も58%減、9月は48%減、10月は34%減、11月は30%減、12月は41%減となり、2020年は前年比-48.9%となりました。
 
2021年に入っても、引き続き厳しい状況が続いています(2021年1月〜6月の宿泊者数は武漢肺炎前と比べ50%〜60%減)。
   
*宿泊者数は前年同月比です
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