無形文化遺産
ユネスコ(国際連合・教育科学文化機関)が選出(記載)している、世界的価値のある無形文化財。
世界的価値のある無形文化財(伝統的舞踊、音楽、演劇、工芸技術、祭礼等)を保護し、次世代へ伝えていくことを目的に、2006年、無形文化遺産の保護に関する条約が発効しました。
これを受け、ユネスコが、世界的価値のある無形文化財を「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載を始めました。記載は、一般的には「無形文化遺産に登録」と言われています。
なお、この条約の発効の前から、ユネスコは優れた無形文化遺産を「人類の口承、無形遺産の傑作の宣言」として選出していました。これらの無形文化遺産も条約発効後、一覧表に記載されました。
2022年12月現在の条約締約国は180ヵ国。日本の無形文化遺産は22件です。
日本の無形文化遺産
・能楽
・人形浄瑠璃文楽
・歌舞伎
・雅楽
・山・鉾・屋台行事33件
・来訪神:仮面・仮装の神々(10件)
・伝統建築工匠の技
・和食
・和紙
・風流踊(41件)
北日本
・アイヌ古式舞踊(北海道)
・大日堂舞楽(秋田県)
・早池峰神楽(岩手県)
・秋保の田植踊(仙台市)
東日本
・小千谷縮、越後上布(新潟県)
・結城紬(茨城県・栃木県)
・奥能登・アエノコト(石川県)
西日本
・題目立(奈良市)
・那智の田楽(和歌山県)
・佐陀神能(島根県)
・壬生の花田植(広島県)
沖縄
・組踊(沖縄)
*参考…外務省・無形文化遺産、文化庁・無形文化遺産
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