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桜開花予想2022、大阪は3月21日

2022年の大阪・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より6日早い、3月21日。
      
大阪の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2022年の桜は、冬の気温が低い影響により、花芽の休眠打破が2日早くなる計算です。
   
休眠打破後の花芽生長も早く、大阪の桜開花予想は平年より6日早い、3月21日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、3月28日から4月2日頃の予想です。
       
*第1回目の開花予想、11月28日現在

【計算式・2022大阪】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
 
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
      
・大阪の最低気温が、8℃以下になるのは11月25日以降(平年)。
       
・2月11日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・現在、ラニーニャ現象が発生しており、気象庁(寒期予報)によると、12月の気温は低い、2022年1月の気温は平年並か低い、2月の気温はほぼ平年並となる予報。
   
・気象庁の予報から、12月の気温は0.5℃低い、2022年1月、2月は平年並、3月は1℃高いと予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち16時間(平年値)…②
     
■2022年の休眠打破
・2021年11月(5日)の気温は、平年並と予測(実測値を含む)。これによる休眠打破の進みや遅れは無い

5日×0℃×2時間=0時間…③
     
・2021年12月の気温は平年より0.5℃低い予想のため、これによる休眠打破の進みは、
   
31日×0.5℃×2時間=31時間…④
     
・2022年1月、2月の気温は、平年並予想のため、これによる休眠打破の進みや遅れは無い
   
(31日+10日)×0℃×2時間=0時間…⑤
       
・冬場の気温低めによる休眠打破の進み(③+④+⑤)。
   
0時間+31時間+0時間=31時間…⑥
    
・休眠打破が早くなる日数は(⑥÷②)、

31時間÷16時間=1.9(約2日)
       
・2022年の休眠打破は、平年より2日早い、2月9日(計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める)。
     
■2月の積算温度
・2月の気温を平年並(6.6℃)と予測。休眠打破後の2月の日数(9日~28日)は20日。2月の積算温度は、
   
6.6℃×20日=132.0℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)の積算温度を引いたもの。

360℃ー132.0℃=228.0℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の予想気温10.9℃(平年より1℃高い)で割ったもの。

228.0℃÷10.9℃=20.9(21日)

・計算上の大阪の桜開花日は、平年より6日早い、3月21日

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
*2021年5月に平年値(過去30年の平均値)が更新されました。平年の開花が3月28日から1日早くなり、3月27日となっています。冬場の気温も高くなっています(+0.3℃〜+0.5℃)
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