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オミクロン株、5名が感染経路不明

2021年12月24日、厚生労働省は、26人のオミクロン株感染者が確認されたと発表しました。
   
オミクロン株は、武漢肺炎の新たな変異株。
   
11月上旬にアフリカで確認された変異株で、11月中旬から世界各国に拡大しています。WHOは11月26日、「懸念される変異株」に指定しました。
   
特徴は非常に感染力が強いことと、現在使用しているワクチン(元祖・武漢肺炎ウイルス用のワクチン)の効果が低いこと。
   
このため、世界各国が渡航禁止や入国規制を始めています。日本でも、緊急避難的な予防措置として、外国人の新規入国を11月30日0時から禁止しています。
   
12月24日、厚生労働省は空港検疫で16名、入国後の自宅待機期間中の4名、岩国の米軍基地で働く職員1名、東京で1名、大阪で1名、京都で3名、合わせて26名のオミクロン株感染を確認したと発表しました。
   
これにより、日本で確認されたオミクロン株感染は226人となりました。
   
なお、東京、大阪、京都で確認された5名は渡航歴も無く、感染経路がわかっていません(市中感染とみられています)。このため、確認されていないオミクロン株感染者が、国内に多数存在する可能性が高くなりました。
  
*感染経路不明の市中感染は、22日に3名、23日には2名、確認されています
ニュースINDEX.2021年12月下旬
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