オミクロン株、感染経路不明が11名
2021年12月28日、厚生労働省は、16人のオミクロン株感染者が確認されたと発表しました。
オミクロン株は、武漢肺炎の新たな変異株。
11月上旬にアフリカで確認された変異株で、11月中旬から世界各国に拡大しています。WHOは11月26日、「懸念される変異株」に指定しました。
特徴は非常に感染力が強いことと、現在使用しているワクチン(元祖・武漢肺炎ウイルス用のワクチン)の効果が低いこと。
このため、世界各国が渡航禁止や入国規制を始めています。日本でも、緊急避難的な予防措置として、外国人の新規入国を11月30日0時から禁止しています。
12月28日、厚生労働省は水際関係(検疫や入国後の待機中を含む)で5名、大阪で4名、京都で4名、愛知で2名、沖縄で1名、合わせて16名のオミクロン株感染を確認したと発表しました。
これにより、日本で確認されたオミクロン株感染は332人となりました。
なお、大阪、京都、愛知、沖縄で確認された11名は渡航歴も無く、感染経路がわかっていません(市中感染とみられています)。感染経路不明の市中感染は累計で47名となりました。
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