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桜開花予想2022、東京は3月18日

2022年の東京・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より6日早い、3月18日。
      
東京の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2022年の桜は、2021年11月、12月の気温が少し高くなっている影響で、花芽の休眠打破が2日遅くなる計算です。
   
休眠打破後の花芽生長は早く、休眠打破の遅れを取り戻し、開花は平年より6日早い、3月18日予想です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、3月25日から3月31日頃の予想です。
       
*2回目の開花予想(12月29日現在)。1回目の開花予想も3月18日

【計算式・2022東京】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
   
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
     
・東京の最低気温が、8℃以下になるのは11月15日以降(平年)。
       
・2月2日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁によると、2021年1月、2月の気温は平年並となる予報。1月、2月は平年並、3月の気温は1℃高いと予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)…②
   
・東京の桜標本木がある靖国神社の気温は、近年、東京の気象観測地点(北の丸公園)より0.5℃高い(東京の気温+0.5℃)。
     
■2022年の休眠打破
・2021年11月(15日)の気温は平年より0.6℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
15日×0.6℃×2時間=18時間…③
     
・2021年12月の気温は平年より0.3℃高く推移しています。これによる休眠打破の遅れは、

31日×0.3℃×2時間=18.6時間…④
     
・2022年1月と2月の気温は平年並予想のため、これによる休眠打破の進みや遅れは無い。

(31日+1日)×0℃×2時間=0時間…⑤
       
・気温高めによる休眠打破の遅れ(③+④+⑤)は、
   
18時間+18.6時間+0時間=36.6時間…⑥
    
・休眠打破が遅くなる日数は(⑥÷②)、
   
36.6時間÷21時間=1.7日(約2日)
       
・2022年の休眠打破は、平年より2日遅くなり、2月4日(計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める)。
     
■2月の積算温度
・2月の気温は6.6℃(東京の平年値+0.5℃)と予測。休眠打破後の2月の日数は25日(4日〜28日)。2月の積算温度は、
   
6.6℃×25日=165.0℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月の積算温度(⑦)を引いたもの。
   
360℃ー165.0℃=195.0℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の予想気温10.9℃(東京の平年値+1.0℃+0.5℃)で割ったもの。
   
195.0℃÷10.9℃=17.9(約18日)

計算上の東京の桜開花日は、平年より6日早い、3月18日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります。満開の期間は約5日
*2021年5月に平年値(過去30年の平均値)が更新されました。平年の開花が3月26日から2日早くなり、3月24日となっています。冬場の気温も高くなっています(+0.4℃)
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