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通し矢始まる、今年は無観衆

2022年1月15日、京都市東山区の三十三間堂で、恒例の通し矢(大的大会)が始まりました。
      
通し矢は、成人を迎える射手による大的大会。例年、全国から約2千人が参加し、女性の晴れ着姿での競技は正月の風物詩となっています。
  
今年は昨年が武漢肺炎の影響で中止となったため、1月15日と16日の2日間にわたり開催されることになり、初日の15日は昨年成人となられた方が矢を放ちました。
   
法要・楊枝のお加持(やなぎのおかじ)である16日は、今年成人を迎えた方が矢を放ちます。
   
なお、16日は三十三間堂境内が無料公開されますが、通し矢は無観衆で行われます。
     
【通し矢】
毎年1月中旬の日曜日に、京都三十三間堂(蓮華王院本堂)で行われている大的大会(おおまとたいかい)。
      
三十三間堂は、江戸時代、武士が「通し矢」を競った聖地です。これに因み、現在は成人を迎える射手による大会が開催されています。
   
正式名は大的大会ですが、通称の「通し矢」で知られ、毎年、全国から約二千人が参加します。女性の晴れ着姿での競技(60メートル先の的をめがけ、矢を放ちます)は、正月の風物詩となっています。
  
大会は、法要・楊枝のお加持(やなぎのおかじ)と、同日に行われています。また、当日は三十三間堂境内が無料公開されます。
     
*楊枝のお加持…インド伝来の修法で、平安時代から続く京都三十三間堂の法要です。儀式では聖樹とされる「楊枝・やなぎ」で、観音さまに祈願した法水を参拝者に注いで、諸病を除くというもので、特に頭痛に効くと伝えられます
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