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ナイジェリア、ラッサ熱が流行、注意

2022年1月28日、外務省がナイジェリアでのラッサ熱流行について、スポット情報を発表しました。

ラッサ熱は、ラッサウイルスによる急性ウイルス性感染症(ウイルス性出血熱4疾患の一つ)。
   
西アフリカ一帯で確認されている感染症で、野ネズミの排泄物から経口感染し、乾季の野焼きで野ネズミが拡散するため流行が起きると言われています。また、感染したヒトからヒトへの直接接触による感染もあります。
   
感染すると、発熱、倦怠感、頭痛、下痢、嘔吐、腹痛などの症状があり、重症化するとショック・意識障害・全身からの出血が生じ、死亡に至ります(死亡率の高い感染症)。ワクチンが無いため、ネズミと接触しないことが最大の予防となります。
   
今般、ナイジェリア疾病管理センターが、2022年1月23日時点でラッサ熱の確定例が115例(うち死亡26例)報告されていることを発表しました。
   
この状況を受け、外務省はナイジェリアへ渡航される方、滞在中の方に対し、十分注意するよう呼びかけました。
ニュースINDEX.2022年1月下旬
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