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ロシアとベラルーシ、レベル引き上げ

2022年2月18日、外務省がロシアとベラルーシについて、危険情報(危険レベルの引き上げ)を発表しました。

2021年12月以降、ウクライナとの国境地域では、ロシア軍の増強により緊張が高まっています(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなっています)。
   
この状況を受け、外務省は18日、ロシアとベラルーシのウクライナ国境周辺地域の危険レベルを3(渡航中止勧告)に引き上げ、同地域への渡航を止めるよう呼びかけました。
   

*ベラルーシはウクライナの北側に位置する国。ロシアの同盟国
  
*ウクライナは全土が危険レベル4(退避勧告)です
   

【ロシアの危険情報】
    
▮ レベル3(渡航は中止)
ウクライナとの国境地域、チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア・アラニア、カバルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケス、スタヴロポリ地方
        
▮ レベル1(十分注意)
レベル3を除く全地域
    

【ベラルーシの危険情報】

▮ レベル3(渡航は中止)
ウクライナとの国境地域
        
▮ レベル1(十分注意)
レベル3を除く全地域
   

    
▮ ウクライナ情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。人口は4千万人強で、主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
現在、ウクライナ国境周辺地域でのロシア軍の増強により、緊張状態が高まっています(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなっています)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナからロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています
ニュースINDEX.2022年2月中旬
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