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桜開花予想、東京は3月19日 2022年の東京・桜（ソメイヨシノ）開花予想は、平年より5日早い、3月19日。 東京の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。 2022年の桜は、1月の気温が平年より低い影響で、花芽の休眠打破が1日早い計算です。休眠打破後の花芽生長も早く、開花は平年より5日早い、3月19日予想です。 なお、ソメイヨシノの満開は、3月26日から4月1日頃の予想です。 【計算式・2022東京】 ▮ 計算の前提条件 ・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃（平均気温）…①。 ・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。 ・東京の最低気温が、8℃以下になるのは11月15日以降（平年）。 ・2月2日を、積算温度計算の平年の基準日（平年の休眠打破日）とする。 ・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。 ・3月の気温は平年より1℃高いと予想。 ・1月～2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間（平年値）…② ・東京の桜標本木がある靖国神社の気温は、近年、東京の気象観測地点（北の丸公園）より0.5℃高い（東京の平均気温に0.5℃を加える）。 ▮ 2022年の休眠打破 2021年11月（15日）の気温は平年より0.6℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、 15日×0.6℃×2時間＝18時間…③ 2021年12月の気温は平年より0.2℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、 31日×0.2℃×2時間＝12.4時間…④ 2022年1月の気温は平年より0.5℃低くなりました。これによる休眠打破の進みは、 31日×0.5℃×2時間＝31.0時間…⑤ 2022年2月（1日）の気温は平年より0.5℃低くなりました。これによる休眠打破の進みは、 1日×0.5℃×2時間＝1時間…⑥ 気温低めによる休眠打破の進み（ー③ー④＋⑤＋⑥）は（遅れより進みの時間が多い）、 ー18時間ー12.4時間＋31.0時間＋1時間＝1.6時間…⑦ 休眠打破が早くなる日数は（⑦÷②）、 1.6時間÷21時間＝0.1日（約1日） 2022年の休眠打破は、平年より1日早い、2月1日（計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める）。 ▮ 2月の積算温度 2月の気温は平年より1℃低く推移しています（5.6℃：平年値ー1.0℃＋0.5℃）。休眠打破後の2月の日数は28日（1日〜28日）。2月の積算温度は、 5.6℃×28日＝156.8℃…⑧ ▮ 3月に必要な積算温度 開花までに必要な積算温度（約360℃）から、2月の積算温度（⑧）を引いたもの。 360℃ー156.8℃＝203.2℃…⑨ ▮ 3月の開花に必要な日数 必要な積算温度（⑨）を、3月の予想気温10.9℃（平年値＋1.0℃＋0.5℃）で割ったもの。 203.2℃÷10.9℃＝18.6（約19日） 計算上の東京の桜開花日は、平年より5日早い、3月19日。 ＊計算上の予想日で、今後の天候に左右されます。平年値や気温は気象庁の観測値です ＊満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります。満開の期間は約5日 ＊2021年5月に平年値（過去30年の平均値）が更新されました。平年の開花が3月26日から2日早くなり、3月24日となっています。冬場の気温も高くなっています（+0.4℃） |
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