宿泊者数、1月は武漢肺炎前の30%減
2022年2月28日、観光庁が1月の宿泊旅行統計(1次速報)を発表しました。
1月の宿泊者数は2986万人で、前年比+72.7%となりました。
内訳は、日本人が前年比+76.0%の2962万人で、外国人が前年同月比-46.4%の25万人です。
1月の客室稼働率は、33.9%です。
なお、一昨年(2019年:武漢肺炎が流行する前)と比較した場合、30.0%減の宿泊者数になります。
最近の宿泊者数
2020年1月までは順調に伸びていた日本の宿泊者数でしたが、武漢肺炎が世界的に感染拡大し始めた影響を受け、2020年2月から減少に転じました。
2020年2月は、外国人宿泊が半減、日本人宿泊も約5%減となり、全体的(日本人+外国人)に宿泊者数は14%落ち込みました。
2020年3月は、外国人宿泊が88%減、日本人宿泊も約45%減となり、全体的に宿泊者数は半減(53%減)しました。
2020年4月には、外国人宿泊が98%減、日本人宿泊も約75%減となり、全体的に宿泊者数は約80%減となりました。
2020年5月の宿泊者数は、前年比85%減となりましたが、同月末までに緊急事態宣言がすべて解除され、以降は少しずつ改善しました。
2020年6月の宿泊者数は68%減、7月は58%減、8月も58%減、9月は48%減、10月は34%減、11月は30%減、12月は41%減となり、2020年は前年比48.9%減となりました。
2021年も引き続き厳しい状況が続きました(2021年1月〜12月の宿泊者数は武漢肺炎前と比べ15%〜60%減)。
2022年に入っても厳しい状況となっています。2022年1月の宿泊者数は武漢肺炎前と比べ30%減です。
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