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桜開花予想、金沢は3月30日

2022年の金沢・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より4日早い、3月30日。
      
2022年の金沢の桜は、冬場の気温が低い影響により、花芽の休眠打破が平年より1日早くなる計算です。
   
休眠打破後の花芽生長は平年より早く、桜開花予想は平年より4日早い、3月30日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月3日から4月8日頃の予想です。
       
*3月7日現在の開花予想
     

   
【計算式・2022金沢】
   
▮ 計算の前提条件
    
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。

・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。

・金沢の最低気温が、8℃以下になるのは11月以降(平年)。

・2月4日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。

・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少する。

・3月の気温は平年より2℃高いと予想。

・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち24時間(平年値)…②

   
▮ 2022年の休眠打破
  
2021年11月の気温は平年より0.4℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
30日×0.4℃×2時間=24時間…③
     

   
2021年12月の気温は平年より0.2℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
31日×0.2℃×2時間=12.4時間…④
     

   
2022年1月の気温は平年より0.6℃低くなりました。これによる休眠打破の進みは、
    
31日×0.6℃×2時間=37.2時間…⑤
     

   
2022年2月(3日まで)の気温は平年より0.3℃低くなりました、これによる休眠打破の進みは、
    
3日×0.3℃×2時間=1.8時間…⑥
     

   
気温低めによる休眠打破の進み(ー③ー④+⑤+⑥)は、
    
ー24時間ー12.4時間+37.2時間+1.8時間=2.6時間…⑦
   

   
休眠打破が早くなる日数は(⑦÷②)、
    
2.6時間÷24時間=0.1日(約1日)
       

   
2022年の休眠打破は、平年より1日早い2月3日(計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める)。
     

   
▮ 2月の積算温度
   
2月の気温を平年より0.9℃低くなりました(3.3℃)。休眠打破後の2月の日数(3日~28日)は26日。2月の積算温度は、
   
3.3℃×26日=85.8℃…⑧
     

   
▮ 3月に必要な積算温度
開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑧)の積算温度を引いたもの。

360℃ー85.8℃=274.2℃…⑨
   

   
▮ 3月の開花に必要な日数

必要な積算温度(⑨)を、3月の予想気温9.3℃(平年より2℃高い)で割ったもの。
   
274.2℃÷9.3℃=29.5(30日)


   
計算上の金沢の桜開花日は、平年より4日早い、3月30日
     

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます

*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります。満開の期間は約5日

*2021年5月に平年値(過去30年の平均値)が更新されました。平年の開花が4月4日から1日早くなり、4月3日となっています。冬場の気温も高くなっています(+0.3℃〜0.4℃)
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