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京都のしだれ桜、早い名所で見頃

2022年3月24日、京都のしだれ桜が早い名所(京都御苑、祇園白川)で見頃を迎え、桜シーズンが始まりました。
 
京都には多彩な桜が植栽されていますが、現在ではソメイヨシノが多数(約7割)となっています。次いで、しだれ桜と紅しだれ桜が多く植栽され、京都を代表する桜となっています。
 
また、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の順番に咲き、平年の場合、3月末から4月半ばまで桜の季節が続きます。
   
3月24日、京都御苑や祇園白川など「しだれ桜の早い名所」が見頃を迎えました。見頃は3月末頃まで続く見込みです。
   
しだれ桜の遅い名所(醍醐寺など)は現在、咲き始め。3月27日頃から見頃を迎える見込みです。
   
ソメイヨシノは早い名所(祇園白川、木屋町通)が3月22日頃に、標本木は3月24日に開花しました。ソメイヨシノの見頃は3月29日頃から4月4日頃の見込みです。
       
紅しだれ桜は、現在、つぼみ。3月末頃に開花し、満開は4月上旬の見込みです。
      

*桜シーズンのピークは、ソメイヨシノが見頃を迎えた時期です。今年は3月29日~4月4日頃の予想です

*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を

*京都の標本木…気象庁の開花の基準となる桜。二条城のソメイヨシノ。今年は3月24日に開花しました
   

   
京都の桜

京都を代表する桜には、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の3つがあります(この3つで約9割を占めます)。また、しだれ桜→ソメイヨシノ→紅しだれ桜の順番に咲きます。
           
平年の場合、しだれ桜は3月下旬から4月初めに、ソメイヨシノは4月5日から4月10日頃に、紅しだれ桜は4月10日頃から15日頃に見頃を迎えます。
           
平年の桜の季節は、3月25日頃から4月17日頃までの20日間です。なお、早い年と遅い年では、見頃の時期に20日のずれがあります。
   

▮ しだれ桜

しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
開花時期は、3月下旬から4月初め。しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜、出水のしだれ桜)、三年坂、醍醐寺などがあります。
      

▮ ソメイヨシノ

多数の品種の桜が存在する京都ですが、現在、桜の7割以上をソメイヨシノが占めています。
        
ソメイヨシノの平年の開花は、3月26日。平年の見頃は4月4日から4月8日頃です。なお、哲学の道や清水寺などは、これより2日程度、開花や満開が遅れます。
       
代表的な名所は、祇園白川、哲学の道、高台寺界隈、醍醐寺、清水寺、円山公園、インクライン、岡崎公園、木屋町などがあります。
  

▮ 紅しだれ桜

濃い紅色の、一重または八重咲きの花を咲かせ、ソメイヨシノの後に咲くシダレサクラの総称。京都で紅しだれ桜といわれているものの大半は、八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)です。
       
平年の見頃は、4月8日頃~13日頃。紅しだれの名所としては、平安神宮、南禅寺界隈、半木の道、東寺などがあります。
         
なお、紅しだれ桜も、しだれ桜のひとつですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の形や色が違うため、区別されています。
ニュースINDEX.2022年3月下旬
★観光・国内
『桜・京都』
桜
祇園白川
桜
しだれ桜:醍醐寺
桜
ソメイヨシノ:木屋町通
桜
紅しだれ桜:南禅寺界隈
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