新燃岳、噴火警戒レベル2に引き上げ
2022年3月27日、気象庁が、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
新燃岳は九州南部・霧島山中央部に位置する、標高1421mの活火山です。
3月27日、気象庁は火口直下を震源とする火山性地震が増加し、火山活動が高まった状態になっていることから、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒を。
新燃岳:近年の状況
2017年10月11日、6年ぶりに噴火し、火山活動が活発化。噴火警戒レベルが、3(入山規制)に引き上げられました。
2018年3月10日、2回の爆発的噴火が発生、大きな噴石が火口から1800mまで飛散しました。
2018年6月28日、火山活動が低下し、噴火警戒レベルが2に引き下げられ、2019年1月18日、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
2019年2月25日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
2019年4月5日、3月2日以降、火山性地震が減少したことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
2019年11月18日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げました。
2020年12月11日、10月中旬以降、地震活動が低下傾向となったことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
2020年12月25日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
2021年3月1日、1月以降、火山性地震が減少したことを受け、噴火警戒レベルが1に引き下げられました。
2022年3月27日、火口直下を震源とする火山性地震が増加したことから、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
|
|
|
|