大垣まつり、3年ぶりの開催
2022年5月12日、岐阜県大垣市で、大垣まつりが行われました。
大垣まつりは大垣八幡神社の例祭で、国の重要無形民俗文化財。毎年5月15日直前の土曜、日曜に開催されています。
今年は武漢肺炎の影響で、1日(本楽)だけの縮小開催(露店の出店もありません)となりましたが、好天の下、3年ぶりに山車が市内中心部を練り歩きました。
*2020年と2021年は武漢肺炎の影響で中止となりました
大垣まつり
毎年5月15日直前の土曜日と日曜日に、岐阜県大垣市で行われる大垣八幡神社の例祭。
1648年(江戸時代初め)、大垣城下町の総氏神であった大垣八幡神社が再建されたときに、再建を喜んだ城下の各町が神輿三社と10両の山車を造り、曳き回したのが始まりです。
その後、大垣藩主から3両の山車を賜り、計13両となりました。現在でも、この13両の山車が大垣八幡神社を中心に旧大垣市内を練り歩きます。
土日とも、8時45分から大垣八幡神社前で各山車が奉芸を行い、その後、市内を巡行します。また、土日とも19時から提灯を点灯、大垣八幡神社前を周回し、曳き分かれます。日曜日の夜には神輿の渡御も行われます。
2015年、からくり人形には中京圏の山車行事、山車の芸能には近畿圏の山車行事の影響が色濃く、東西の祭礼文化の交わりが見られる重要な山車行事であるとして、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
*山車は正式には軕(やま)、初日は試楽、2日目は本楽、夜の行事は夜宮(よみや)と言います
▮ 場所・アクセス
岐阜県大垣市西外側町・大垣八幡神社
・JR大垣駅南口から徒歩約10分。
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