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アメリカ大陸、ハリケーンの季節

2022年5月27日、外務省がアメリカ大陸のハリケーンについて、広域情報を発表しました。

毎年6月から11月頃までが、アメリカ(大西洋、カリブ海沿岸地域、南部地域)、中南米(北側)、カリブ地域におけるハリケーンのシーズンです。洪水・土砂崩れによる人的・物的被害のほか、交通機関が混乱するおそれもあります。

昨シーズン(2021年)は熱帯低気圧が21個発生し、そのうち7個がハリケーンに発達しました。中でも大型ハリケーンに発達した「アイダ」はアメリカ南部、北東部地域に大きな被害をもたらし、数十名の死者が発生しました。
   
2005年に発生した大型ハリケーン「カトリーナ」は、アメリカ南部に甚大な被害をもたらし、1000人以上の死者が発生したほか、市街地の大半が冠水したニューオーリンズ市を中心に100万人の被災者となりました。
   
今年もハリケーン・シーズンに入ったことを受け、外務省はアメリカ、中南米、カリブ海へ渡航される方に対し、現地の気象情報収集に努め、安全確保を図るよう呼びかけました。
   
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