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十日戎、今年も静かな「えべっさん」

2023年1月9日、えびす神社の祭「十日戎」が始まりました。
    
十日戎は、西日本を中心に行われている商売の神様・戎様のお祭り。11日まで行われ、9日が「宵戎」、10日が「本戎」、11日が「残り福」です。
        
今年も武漢肺炎の影響で、多くの神社で出店が控えられ、笹の配布のみが行われる形となりました。このため、今年も静かな「えべっさん」となりました。


 
十日戎(とおかえびす)
 
七福神の一人で、商売の神様・戎様のお祭り。毎年1月10日とその前日(9日:宵戎)、翌日(11日:残り福)の3日間行われます。
     
戎(恵比寿)様は、釣り竿と鯛を両手に持ってほほえんでいる神様で、遠くの海からやってきて人々をしあわせにする神様です。七福神のひとりで「えべっさん」と親しみを込めて呼ばれ、日本では漁業の神、商売繁盛の神、福の神として祭られています。

祭では「枝先に縁起物を飾った笹」が販売されます。笹や縁起物を売るときのかけ声が「商売繁盛で笹もってこい」です。

西日本で盛んに行われているお祭りで、兵庫の西宮神社(西宮市)、大阪の今宮戎神社(大阪市浪速区)、京都の京都ゑびす神社(京都市東山区)が有名です。今宮戎神社や西宮神社では、3日間で100万人を超える人々が参拝に訪れます。
     
*各えびす神社により「笹の売り方」が違います。各自、気に入った縁起物を購入、福娘が笹に付けるところもあります
   
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