ペルー・プーノ州への渡航は中止を
2023年1月11日、外務省がペルーの情勢について、スポット情報を発表しました。
昨年12月7日にペルーのカスティージョ前大統領が国会により罷免されました。これに伴い、前大統領の支持者による抗議活動がペルー全土で行われ、各地の空港が占拠され、国道が封鎖される事態となっています。また、治安当局との間で衝突が発生しています。
特にペルーの南部に位置するプーノ州においては、今年1月6日以降、インカ・マンコ・カパク空港が臨時閉鎖され、1月9日には治安当局との衝突により18名の死者が発生しています。また、スーパーやショッピングセンターの略奪や政府関係機関への襲撃も発生しています。
この状況を受け、外務省はペルー・プーノ州への不要不急の渡航を控えるよう呼びかけました。既に滞在中の方に対しては、抗議活動が実施されている場所には近づかず、遭遇した場合には速やかにその場から離れるよう呼びかけました。
*プーノ州(プーノ県)…ペルーの南部(内陸部)に位置する州。ボリビアと接し、チチカカ湖(約60%)が存在します。インカ帝国発祥の地とされ、また、有名なクスコの隣に位置し、クスコ市へは鉄道で結ばれています
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