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宿泊者数、ほぼ武漢肺炎前に戻る

2023年1月31日、観光庁が12月の宿泊旅行統計(1次速報)を発表しました。
         
12月の宿泊者数は4703万人で、前年比+20.0%となりました。内訳は日本人が前年比+5.8%の4110万人、外国人が前年同月比+1695.8%の593万人です。12月の客室稼働率は53.7%です。
   
なお、一昨年(2019年:武漢肺炎が流行する前)と比較した場合、12月の宿泊者数は0.2%減となります。なお、日本人に限ると、武漢肺炎前の8.3%増で回復しています。
 


最近の宿泊者数
   
2020年1月までは順調に伸びていた日本の宿泊者数でしたが、武漢肺炎が世界的に感染拡大し始めた影響を受け、2020年2月から減少に転じました。

2020年2月は外国人宿泊が半減、日本人宿泊も約5%減となり、全体的(日本人+外国人)に宿泊者数は14%落ち込みました。2020年3月から武漢肺炎の影響で水際対策が強化され(検疫の強化と査証の制限)、以降、外国人宿泊がほとんど消えました。
   
2020年3月の宿泊者数は半減(53%減)、4月は80%減、5月は85%減となりました。5月末までに緊急事態宣言がすべて解除され、以降は少しずつ改善しました。
   
2020年6月の宿泊者数は68%減、7月は58%減、8月も58%減、9月は48%減、10月は34%減、11月は30%減、12月は41%減となり、2020年は前年比48.9%減となりました。
 
2021年も引き続き厳しい状況が続きました(武漢肺炎前と比べ46.7%減)。

2022年に入ると、回復基調が続いています。2022年1月の宿泊者数は武漢肺炎前と比べ30%減、2月は45%減、3月は34.7%減、4月は33.4%減、5月は26.5%減、6月は24.7%減、7月は25.0%減、8月は26.1%減、9月は19.7%減、10月は11.6%減、11月は8.0%減、12月は0.2%減です。
  
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