赤道ギニア、マールブルグ病発生
2023年2月15日、外務省が赤道ギニアのマールブルグウイルス病について、スポット情報を発表しました。
マールブルグウイルス病は、マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患です。エボラ出血熱に類似し、致死率が非常に高い(アフリカでは88%)感染症です。
自然界からヒトへの感染経路は不明ですが、ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触、性的接触により伝播します。治療法は無いため、予防(野生動物に触れない、洞窟などに立ち入らない)が重要です。
2月13日、アフリカの中部に位置する共和国「赤道ギニア」において、マールブルグウイルスの症例が確認され、9人の死亡例と16人の発症例が報告されています。
この状況を受け、外務省は赤道ギニアへ渡航される方、滞在中の方に対し、感染者が発生している地域には近づかないよう呼びかけました。また、感染者や感染の疑いがある人との接触も避けるよう呼びかけました。
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