くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
曲水の宴、好天の下、梅も見頃

2023年3月5日、福岡県太宰府市の大宰府天満宮で、曲水の宴が行われました。

曲水の宴は、禊祓(みそぎはらえ)の神事。水の流れのある庭園(曲水の庭)で、参宴者は上流より流れてくる酒盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただきます。
      
5日、春の好天の下、曲水の庭で曲水の宴が行われ、訪れた市民や観光客は伝統の神事を満喫しました。なお、現在、天満宮では梅が見頃を迎えています。


  
曲水の宴(大宰府天満宮)
  
毎年3月第1日曜日に、大宰府天満宮(福岡県太宰府市)の曲水の庭で行われている、禊祓(みそぎはらえ)の神事。

水の流れのある庭園(曲水の庭)で、参宴者は上流より流れてくる酒盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただきます。

古代からの宮中行事で、奈良時代には盛んに行なわれ、平安時代に入ると貴族の邸宅などでも行われるようになりました。現在でも京都(上賀茂神社、城南宮)や大宰府天満宮などで、参宴者が十二単(じゅうにひとえ)などの平安装束をまとい行われています。

なお、大宰府天満宮の曲水の宴は958年、大宰大弐の小野好古が始めたとされます。一時、途絶えましたが、1962年に再興されました。
   
ニュースINDEX.2023年3月上旬
★観光・国内
『福岡』
風景
    ページのトップへ