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武漢肺炎、5類感染症に変更

2023年5月8日、武漢肺炎が5類感染症に変更されました。
  
感染症は感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)により、その危険性に応じ1類(危険性が高い)から5類(危険性が低い)までに分類され、それぞれ感染対策が行われています。
  
武漢肺炎については、これまで2類感染症(危険性が高い感染症)として、隔離対策(強制入院など)や感染症対策(ワクチン接種、マスク着用や密を避ける対策)が行われてきました。その結果、感染者数は減少し、病床使用率や重症病床使用率も全国的に低くなりました。
  
この状況を受け、今年1月27日、政府(対策本部)は武漢肺炎を2類感染症から5類感染症に移行(変更)することを決めました。
  
5月8日、予定どおり武漢肺炎が5類感染症に変更されました。これにより「基本的感染対策が強制される」ことはなくなりました。
  
具体的には、感染者や濃厚接触者の外出自粛やマスク着用は強制されません(自己判断になります)。また、幅広い医療機関において受診が可能となり(これまでは指定された医療機関のみ)、医療費は公的負担から自己負担(健康保険に基づく負担)に変更されていきます(一定期間は公費支援が継続されます)。
  
ワクチンについては、2023年度(2024年3月まで)は無料で接種できます。
  
なお、マスクについては、その着用は個人の判断となりますが、重症化リスクの高い人(高齢者など)と密に接触する場合には着用が推奨されます(病院や混雑した電車など)。
  
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