大垣まつり閉幕、初日夕刻から雨
2023年5月14日、前日から岐阜県大垣市で行われていた大垣まつりが閉幕しました。
大垣まつりは大垣八幡神社の例祭(山車祭り)で、国の重要無形民俗文化財。毎年5月15日直前の土曜、日曜に開催されています。
今年は13日と14日に行われましたが、13日夕刻から雨となり、夜の行事(夜宮)は中止となりました。14日も終日、雨となり、山車の巡行が中止され、それぞれの蔵でカラクリが奉納されました。
大垣まつり
毎年5月15日直前の土曜、日曜に、岐阜県大垣市で行われる大垣八幡神社の例祭。
江戸時代の1648年、大垣城下町の総氏神であった大垣八幡神社が再建された折、再建を喜んだ城下の各町が、神輿三社と10両の山車を造り、曳き回したのが始まり。
その後、大垣藩主から3両の山車を賜り、計13両となりました。現在でも、この13両の山車が大垣八幡神社を中心に旧大垣市内を練り歩きます。
土日とも、8時45分から大垣八幡神社前で各山車が奉芸を行い、その後、市内を巡行します。また、土日とも、19時から提灯を点灯、大垣八幡神社前を周回し、曳き分かれます。日曜日の夜には神輿の渡御も行われます。
2015年、からくり人形には中京圏の山車行事、山車の芸能には近畿圏の山車行事の影響が色濃く、東西の祭礼文化の交わりが見られる重要な山車行事であるとして、国の重要無形民俗文化財に指定された。
*山車は正式には軕(やま)、初日は試楽、2日目は本楽、夜の行事は夜宮(よみや)と言います
▮ 場所・アクセス
大垣八幡神社(岐阜県大垣市西外側町)
・JR「大垣駅」南口から徒歩約10分。
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