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原油価格、反発、50ドル台を回復

2020年2月5日(日本時間2月6日)、ニーヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格(3月限)は、前日末より1.14ドル上昇、1バレル50.75ドルで取り引きを終えました。

新型コロナウイルス肺炎が、中国で拡大している(2月5日時点で中国の感染者は2万8018名。うち死者は563名)影響で、原油価格の下落が続いていましたが、5日は反発、1バレル50ドル台を回復しました。
 
*1バレル…約159リットル
*原油価格は、景気や在庫、産油国による減産の状況、世界情勢(特に中東情勢)などにより乱高下の相場となっています
        
*原油価格はインフレ率と密接な関係にあり、アメリカ当局(FOMC)の金融政策に大きな影響を与えます。このため、原油価格の推移に注目が集まっています
        
■2020年の原油取引状況
2020年に入ると、中東情勢の緊迫化により、1月3日には1バレル63ドル台まで上昇しましたが、すぐに情勢が落ち着き、1バレル59ドル台まで下落しました。
    
さらに、新型コロナウイルス肺炎が中国で感染拡大すると、石油需要が落ちるとの見方から下落の流れになり、2月4日には50ドルを割り込み、1バレル49ドル台での取り引きとなりました。
  
*過去最高値は、2008年7月11日の1バレル147.27ドルです
*1バレルは159リットル(正確には158.987294928リットル)
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