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御田植神事、今年は神事のみ

2020年4月13日、住吉大社(大阪市住吉区)が、御田植神事の御田式場之儀を中止すると発表。

御田植神事は、豊作を祈り、田んぼの神さまを祭る行事。
全国各地で行なわれていますが、住吉大社の御田植神事は、古来からの儀式を厳格に伝承している唯一のものです。
     
今年も6月14日に予定されていましたが、新型コロナウイルス肺炎感染拡大防止のため、御田植神事・御田式場之儀(御神田で行われる式典、奉納行事)の中止が決まりました。
    
なお、神事は行われますが、拝観することはできません。
  
【住吉大社の御田植神事】
御田植神事は、豊作を祈り、田んぼの神さまを祭る行事。
       
住吉大社では、まず、第一本宮で関係者がお祓いを受け、奉告祭が行われ、早苗の授受されます(本殿祭)。
本殿祭の後、御神田(本殿の南側にある田んぼ)へ移動。
       
田を清めたあと、牛による代掻きが行われます。
代掻きにより、土塊を砕き、田が平らにされた後、菅笠をかぶり、襷がけの早乙女が、田植え唄を唄いながら早苗を植えていきます。
        
また、田んぼの中に設けられている中央舞台で、田舞い、住吉踊りなどが奉納されます。
       
1800年前、神功皇后が住吉大社を御鎮祭の後、長門国から 植女を召して御供田を植えさせられたのが始まりといわれています。
昭和54年、国の重要無形民俗文化財に指定。
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