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地蔵盆、今年は縮小あるいは神事だけ

2020年8月24日、関西を中心に、地蔵盆が行われました。
      
地蔵盆は、街角に祀られている子供たちの守り神・お地蔵さまの祭り。
関西を中心に行なわれている風習であるとともに、夏の終わりを告げる風物詩です。
     
今年は、新型コロナウイルス肺炎の影響で、神事のみ、あるいは縮小開催となりました。
    
*2020年は、お菓子を配布するだけの地域(縮小開催)と、お菓子を配布しない地域(神事のみ)に分かれました。新型肺炎の影響で、お地蔵さんの前に、子供たちが遊ぶための縁台は置かれませんでした

【地蔵盆:じぞうぼん】
毎年8月24日(お盆の地蔵菩薩の縁日)におこなわれる、路傍、街角(辻)で祀られている、お地蔵さま(地蔵菩薩)のお祭り。

地蔵菩薩は子供たちの守り神で、地蔵盆も、子供たちの成長を願うもの。
関西を中心に行われている風習で、夏の終わりを告げる風物詩となっています。

お地蔵さまを洗い清め、新しい前垂れを着せ、化粧をするなど飾り付けられ、周囲には提灯や灯籠が置かれます。
       
当日、子供たちには、お供え物(お菓子やジュース、果物)が振る舞われます。
本来は仏教行事ですが、現在では町内会のイベントとなっています。

京都市内は、24日が平日の場合、前後の土日に行われることが多数。
一方、大阪市内は、23日、24日の2日間にわたり、行われることが多数です。
     
なお、関西地区以外でも行われていますが、関東や東海ではあまり行われていない風習です。
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