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紅葉前線スタート、大雪山・色づき始め

2020年8月24日、日本一早い紅葉名所・大雪山の山頂付近が色づき始めました。
      
今年は、8月中旬まで気温高めが続きましたが、8月21日から急激に冷え込み、8月24日頃、大雪山の山頂付近において、色づき始めとなりました。
 
色づき始めは、平年と比べ4日程度、遅い状況です。
 
なお、色づき始めは遅くなりましたが、21日からの強い冷え込みで、山頂から中腹の見頃時期はほぼ平年並となる予想。
   
山麓の層雲峡は、8月下旬の強い冷え込みにより(紅葉のスイッチが入ったため)、早く色づき始める見込みです。
       
このため、今後、気温高めが続いても、層雲峡はほぼ平年並の時期(9月末~10月上旬)に見頃を迎える予想です。
    
*見頃時期は気象条件により変わってきます。最新の情報(紅葉見頃情報)でご確認を
*参考…層雲峡ビジターセンター、旭岳ロープウェイ、黒岳ロープウェイ発表・紅葉情報

■2020年の大雪山(気温)
8月中旬まで、大雪山は平年より気温が高い状況が続きました。
   
8月下旬に入ると、一転、平年より非常に強い冷え込みとなりました。
 
8月21日は、麓の上川で最低気温が8℃台、22日には6℃台、23日には4℃台となりました(平年より10℃近く低い)。
  
大雪山の山頂や中腹は、麓(上川)よりかなり低い気温となるため、非常に強い冷え込み(氷点下に近い気温)となった模様です。
 
なお、8月下旬の上川の最低気温(平均)は、13℃台です。

■大雪山(紅葉名所)
北海道の中央部に位置する火山群の総称。
一般的には、旭岳連峰を指します。
   
北海道の最高峰・旭岳(2291m)を中心に、複数の2千メートル級の山が連なり、大雪山を構成しています。
       
日本一早い紅葉の名所で、早い年には8月下旬から、遅い年でも9月上旬からチングルマやナナカマドなどの紅葉を楽しむことができます。
     
また、例年9月半ばには初冠雪となります。
           
山頂から裾野まで紅葉の名所ですが、特に山頂付近、赤岳・中腹の銀泉台、姿見駅付近、緑岳・中腹、黒岳の7合目~山頂、麓の層雲峡が有名です。
ニュースINDEX.2020年8月下旬
★観光・国内
『紅葉・北海道』
風景
過去の見頃期:黒岳山頂付近
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